家具工房 一部屋
レジンテーブルには特徴的な形をしたもの 大きな穴が有るものなど一枚板テーブルとしては 使いにくい材を中心に選んでいます。 そのような材には自然のものだからこそ生まれる 「木の面白さ」があり、レジンテーブルに使用するには 最適な材になります。 木取り(サイズカットする位置などを決め、完成品を イメージする作業)は、その魅力を最大限に活かす為の 重要な工程です。
割れやくもりがない綺麗な透明度を作り上げる為に 一度に流し込める樹脂の厚さは5mm~10mmまで。 仕上がり具合に直接関わるとても重要な工程です。 気温などをもとに配合の割合や流し込む量を調整し、 誰にもまねのできない高いクオリティを生み出します。
樹脂の部分の髙い透明度、木の部分の滑らかな 触り心地を作り出す最後の工程です。 職人の手によって時間をかけ、何段階もペーパーの 番手を変え丁寧に研磨していきます。 通常の一枚板の倍以上の時間をかけることで樹脂部分の 透明度は非常に髙くなり、神秘的な美しさが生まれます。
完成